「気持ちを受け止める」ことについて

こんにちは。
臨床発達心理士のChikaです。
公園帰りの「やだやだ」の対応について
♦︎声かけのタイミング
♦︎声かけの「内容」について
♦︎ひっくり返ってどうしようもない時
とシリーズでお伝えしてきましたが
最終回の今回は
「気持ちを受け止める」について。

 POINT④気持ちを受け止める


「帰りたくない!やだやだ!」となったとき。
「そんなこと言わないの!帰る時間なんだから!」
と言いたくなっちゃいますが
もし余裕があれば
まずは一度その気持ちを受け止めてみてください。

「そっかぁ。帰りたくないんだね。」って。
「もっと遊びたかったんだね。」って。
もし、お話が少しできるようなお子さんだったら
聞いてもいいかもしれません。
「あとどれをやりたかったの?」
「どれをやったらおしまいってできそう?」って。

お子さんがポツポツと話してくれて
もし応じることができるのであれば
応じてあげてみるのも1つです。

気持ちを代弁する


そして前回のお悩みのように
どうしようもなくなって
ひっくり返って癇癪になって
抱きかかえて帰ることになったときも
「もっと遊びたかったよねー」って
もし余裕があればいいので
その時のお子さんの気持ちの代弁を。

抱きかかえて自転車置き場まで行きながらも
「遊びたかったねー。そっかそっか。やだよね。悲しいね。」
ってひと声かけてみてください。

お子さんが泣き続けるのは色んな理由がありますが
「この気持ち、お母さんはわかってるのかな」と
不安になって泣いている場合もあります。

「遊びたかったよね」ってひと言声をかけるだけで
「どうやらお母さんに気持ちは伝わってるみたい」
とお子さんのモヤモヤが少しだけ落ち着くかもしれません。

できる時だけでいい


お子さんの気持ちに「共感する」
これは、いろんなところで耳にしているでしょうし
私自身もお子さんのいろんな場面において
大切なポイントの1つだと感じています。

ただ、大事なのはわかってはいても
共感をしたり声かけをする気分になれない時だってあると思います。
なんとか声はかけたけど
棒読みになることだってあるかもしれません。

そんな時は、そんな時。
共感して、うんうんって受け止めるのが理想ではあるけれど
毎回うまくできなくてもいいと思います。

いつもお伝えしていることですが
毎回頑張り過ぎてしまったら
ご自身がつらくなってしまうこともあるかもしれません。
できなかった自分に
ストレスを感じる方もいるかもしれません。

全部全力じゃなくていいんです。
10回に1回でもいい。
1ヶ月に1回でもいいです。
「今日はちょっと自分の気持ちに余裕がある」
そんな時に、この方法をもし思い出したら
お子さんの気持ちに寄り添う声かけをしてみてください。

  おわりに  


4回にわたって
公園帰りの「イヤイヤ」対応について
いくつかの方法をお伝えしてきました。

きっと他にもいろんな方法があるはずですし
ご家庭それぞれのオリジナルで編み出した方法も
あるのではないかなあと思います。
「これが正解」はありません。

いろいろと試してみながら
お子さんに合う方法を見つけてみてくださいね。

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