お家であそぼう(ねんど遊び①)

最近は暑かったり寒かったり
急に雨が降ったり…と、季節の変わり目もあってか
お天気が不安定ですね。

外に遊びに行きたいけれど、いけないなぁ。
お家で遊びたいけど、家のおもちゃも飽きちゃったみたい。
何しようかなぁ。。。
となっているご家庭もあるのではないでしょうか。

今回は、お家でできる遊びの1つとして
ねんど遊びを紹介したいと思います。

 いろんなねんど 

ねんどは、小さいお子さんから大きいお子さんまで
幅広く楽しめる遊びの一つ。

「ねんど」といっても、いろんな種類がありますよね。
紙ねんどや油ねんど、小麦粉ねんど…最近は米粉ねんどもあるんだそう。

その中でも、乳幼児のお子さんにおすすすめなのは
油ねんどや小麦粉ねんど。

時間が経っても、形を変えられて
扱いやすい素材です。

ねんどによっては
保存料や油などの成分の匂いなどがあり
匂いに敏感なお子さんの場合、気になるかもしれないので
そのあたりは考慮してあげるといいかもしれません。

お家で作れる!小麦粉ねんど 

お店で買ってきてももちろんいいのですが
小麦粉ねんどは、お家で簡単に作れます。

材料は
①小麦粉
(その時に遊ぶくらいの量。目分量で大丈夫)

②水
③塩(ひとつまみくらい)
この3つ。
※色をつけたい場合は、食紅を。

作り方はとても簡単です。
〈1〉
ボウルなど、深めの容器に小麦粉と塩をいれる。
※食紅も入れる場合はここで。

〈2〉
小麦粉・塩が入ったボウルに、水を少しずついれて
まぜる。
※水をいっきに入れてしまうとまとまりにくくなるので
少しずつがおすすめです。

〈3〉
まとまってきたら、こねる。完成!

お子さんと一緒に行う場合は
・机の下にレジャーシートなどを敷いておく
・机の上も気になるようであれば、ビニールをかぶせておく
などの準備をしておくと、汚れを気にせず遊べるかと思います。

また、
洋服が汚れることを気にするお子さんや、
洋服についたら洗濯ちょっと…と思う方は
お子さん用のエプロンや、大きめの袋(ゴミ袋など)を顔と手がだせるように穴をあけて
簡易エプロンを作って着せてあげると、あとが楽だと思います。

※小麦粉アレルギーのあるお子さんの場合、口にいれなければOKなお子さんもいれば、触るのもNGというお子さんもいるので、お医者さんの指示に従ってくださいね。

 まずは「触る」


ねんど遊び、というと「何かを作る」という発想になりがちですが
まずは「触って楽しむ」ということから始めてみるのがおすすめ。

ツンツンとつついてみたり
指でぶすっと穴をあけてみたり
ねんどを持って、びよーんと伸ばしてみたり
ちぎってみたり…

何の形にならなくたって、
・ねんどの感触を確かめること
・形がいろいろと変わること
それだけでもとっても楽しい「感触遊び」になります。

だんだん慣れてきたら
ころころと丸めてみたり
細長く伸ばしてみたり…
いろんな技を見せてあげながら、一緒にやりながら
挑戦していってみてください。

 触りたがらない時は?


お子さんによっては
ベタベタ感が嫌だったり、
「得体の知れないものだ…」となって
触りたがらないということも
あると思います。

触りたがらないお子さんは、
最初は無理せず
大人が楽しみながらねんどを触っている様子を見せてあげるといいと思います。

触るのは嫌だけど、
びよーんと伸びる様子を見たりするのは楽しくて
もう1回とリクエストするお子さんもいたりします。

少しずつ慣れてきたら、
ベタベタしないツルツルした部分
丸めて少しかたくした部分
手にちょっとだけ当ててみてください。
大丈夫そう、と思ったお子さんはそこから自分で手を伸ばすかもしれません。

それでも、もちろん嫌がるお子さんもいるはず。
そういう場合は、型抜きや伸ばし棒など
触らなくても遊べるような道具を用意して
まずは「ねんど遊びは楽しいな」という経験をさせてあげるといいかなと思います。

あとは、小麦粉ねんどのかたさを調整するのもおすすめ。
水が多めだとベタベタになりやすく
手にもつきやすいので
指先が汚れるのが嫌がるお子さんは、警戒しやすいです。
なので、もしベタベタが嫌そうであれば
少し水少なめで作ってみると、
感触が変わってくるので
お子さんの反応にも変化がみえると思います。

 おわりに 


今回は、お家で作れる「小麦粉ねんど」を紹介しました。
手作りをしなくても、今は百均にもいろんな種類のねんどが売っているので
いろいろと試して、
お子さんの好きなものを見つけてみるのも
楽しいかなと思います。

次回は
「感触遊び」からもう少し発展した遊び方について
お伝えしていきます。