何もされてないのに手が出る(傾向編)

「何もされていないのに、手が出る」
という相談について
シリーズでお伝えしてきましたが
最終回の今回は傾向編です。

過去記事はこちら→①理由編 ②対応編

 傾向をみてみる 


1回目の「理由編」でお伝えしたように
お子さんの気持ちを想像することも
もちろん大事なのですが
「どういう時にそうなりやすいのか」というのを
観察してみてもいいかもしれません。

相手
同年齢?ちっちゃい子?大きい子?

時間
お昼前のお腹が空き始めてる時?帰るちょっと前?

人数
多い時?少ない時?

そういう風にみていくと
お子さんの気持ち以外の、
原因もみえてくることがあります。

傾向はお子さんによって色々


とあるお子さんは、
お母さんがよくよく見てみたところ
手が出やすい相手は、
体格が大きい子が多いという傾向がみえました。
そして
お子さんは「大きい子=怖い・力が強い」
というイメージをもっていたようで
怖さから手が出ていた
ということがわかりました。


また別のお子さんは
手が出やすい時が、だいたいお昼前の11じ半くらい
ということがわかりました。
どうやら、
お腹が空き始め機嫌が悪くなるタイミング
よくトラブルが起きていたのです。

こういう風に傾向がみえてくると
その時間になる前に引き上げる、とか
この時間は避ける、など
そういうことができるようになりますし
お子さんの気持ちをくみとりやすくなります。

 おわりに 

1回目にも書きましたが
相手があってのことですし
どうにも対応に悩んだり
お子さんに対して怒るしかできないことだって
もちろんあるかと思います。

お子さんの気持ちや理由に
毎回寄り添うことだって
なかなか簡単なことではありません。

でも
実践することが難しかったとしても
「もしかしたらこういう理由かも」
お子さんの思いを想像する
という考え方を持っておくだけでも
違うのではないかと思います。


お子さんの
「ごめんねの引き出し」と同じように
保護者の方の
「思いを寄せる・想像する引き出し」
も作ってみてくださいね。

 

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