全部がつながって今がある

こんばんは。
臨床発達心理士のChikaです。

この週末は
臨床発達心理士会の学会が開催されています。

今回の会場は茨城県つくば市。
小学校に入る前までつくばで育ち
その後 別の市へ引っ越しましたが
高校もピアノ教室もつくば。

そんなわけで、つくばは愛着がある地域なのもあり
いろんな思い出を振り返っていたのですが
高校時代は、今の仕事にたどりつく
一番最初のターニングポイントでもあったなぁ
としみじみ感じたので
そのことについて今回は書いてみました。

音楽の道へ進む?どうする?


私は、3歳の頃から高校卒業するまで
ずっとピアノを習っていたこともあって
大学受験の進路を考える際に
実は「音楽の道」
というのも一時期まで考えていました。

ただ、実力的に
音大にいくのは難しいだろうなぁ
ピアノが嫌いになってしまうかもしれないなぁ
とぼんやり思ってもいました。

じゃあ、舞台音響?調律師?音楽の先生?
と音楽に関わる職業を色々探していた時
見つけた職業が音楽療法士

心理の分野にも興味があった私は
「この職業なら心理も音楽もできる!」
と色々調べ始めましたが
まだ音楽療法士という資格ができたばかりの頃だったこともあり
資格を取得できる大学は限られていて。

結局は
ピアニストと同じように音大に進むという選択肢しかない
ということがわかって
自分自身の実力や音大受験のハードルなど色々と考えた結果
音楽の道に進むのはやめました。

心理?福祉?


そして
次に考えた選択肢は心理or福祉

もともと小さい頃から「人の心」に敏感だったのと
高校時代は少年犯罪や家裁調査官関係の本などを
読みあさっていた時もあり、興味関心が強かった分野。

そして、その分野に深く関係している
「家族」という問題についても関心がありました。

私自身、中高生時代に
家族のことなどで悩んでいた時があったのですが
幸いにも周りには悩みを聞いてくれる友達や先生がいました。

ただ、ある日のこと、
いつも「うんうん」と聞いてくれていた友達から
「その話を聞くと疲れてしまうから、やめてほしい」と言われる
という出来事がありました。

その時
「あぁ、友達に負担をかけてしまっていた」
と反省したと同時に
今までこうやって話を聞いてくれる人がいたけれど
そういう人がいない場合は、誰に相談するんだろう?
という疑問がでてくるようになりました。

この友達との出来事が
私にとってのターニングポイントの1つ。

家族支援という道


さて、色々と相談機関や制度を調べ始めた私ですが
当時は児童相談所くらいしかでてこず。

児童相談所に行くほどの悩みではないけれど、
話を聞いて欲しい人はどこに行けばいいのか?
そういう場所はないのか?
もしそういう場所を作るとしたらどうすればいいのか?

「家族のことで悩んだ時、どこに相談すればいいんだろう?」

そんな疑問がどんどん強くなり調べていくうちに
その分野を学べるのは
福祉や心理ということを知りました。

かなりギリギリまで福祉か心理かで悩んだのですが
相談機関などを立ち上げるには
社会福祉制度を知る必要がある
と思ったのと
社会福祉士は大卒で資格受験ができるし、
人と より深く関われる職業なのではないか
と高校生の私は判断し
相談支援・家族支援を学びたいという思いで
社会福祉学科へ進学しました。

今、全てがつながっている


大学進学後、ボランティアを通じて
発達障がいのお子さんたちに出会い
その活動を通して
家族支援、という大きなくくりから
発達障がいのお子さんとそのご家族のサポート
というところに関心が絞り込まれていきました。
(この事はまた別で書きたいなと思っています)

そして、臨床発達心理士という資格を知り
大学院を受験し、資格を無事取得し
現在の仕事をしているわけですが
高校時代に
「やりたいな」「こんな仕事をしてみたいな」
と思っていたことが
実は全部つながっていて全部できている
と最近感じています。

子育て・発達相談のお仕事の中で
「家族支援」が実現しているし
高校時代に
「こんな感じの相談場所はないのだろうか」
とぼんやり思い描いていた相談機関に
最近関わることができるようになり
小中高生の相談のお仕事もし始めています。

最初に選択肢から外した音楽への道は
大学時代に出会った音楽ボランティアの団体の中
私が一番心地いい形でいかせることができているし
療育の場面でもピアノは役に立っています。

おわりに


大学受験に挫折したり
色々と紆余曲折しての今ではあるけれど
全部全部できている
と思うと
あの頃ぐるぐるぐるぐる調べて考えていたことが
何一つ無駄ではなかったのだなぁと思うのです。

全部がつながって今がある。

もしかしたら、今ぐるぐるしていることも
どこでどういう風につながるかはわからないけれど
数年後には「つながってた!」
と思うこともでてくるかもしれません。

時に回り道だったとしても
自分のやりたいことや悩みと向き合っていけば
それはどこかで必ず糧となる。

でも、渦中にいるときは
やっぱりピンとこないし苦しかったりする。

だから
ぐるぐるとさまよっているお子さんや
悩んでいる保護者の方がいたら
ときにアドバイスをしながらも
そのぐるぐるを見守って寄り添いながら支えてくれる人
近くにいたらいいなぁと思うのです。

そして
私も誰かの「見守って寄り添う人」になれていたら
いいなぁと思っています。

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