運動会の練習(整列して座る編)

こんにちは。
臨床発達心理士のChikaです。

秋に運動会を実施する幼稚園などは
2学期が始まると運動会の練習の日々になることが
多いのではないかと思います。

早いところ、特に保育園などは
この土日が運動会の地域もあるようですね。


運動会大好き!というお子さんもいれば
憂鬱で仕方ない…というお子さんもいるはず。

今回からは運動会の練習・本番で
お子さんの行動の背景や対応について
想定される場面をピックアップして
シリーズでお伝えしていきたいと思います。

どちらかというと
現場の先生たち向けになりますが
保護者の方にとっても
お子さんの困り感の背景を知るヒントになれば
と思います。

「整列して座る」の難しさ 


運動会は、
「整列して座って話を聞く」という場面が
普段以上にたくさんあります。

「集まれ〜」と言われたら
◻︎集まる場所を把握する
◻︎整列する場所を把握する
◻︎座る場所を把握する
◻︎座る
◻︎先生に注目する
◻︎お話を聴く
といったように
「集まってお話を聴く」ということだけでも
これだけのことをする、ということになります。

なんの問題もなくできているお子さんたちでも
これらのことを頑張っている、
ということです。

そして
☑︎状況把握が苦手
☑︎たくさんの情報や刺激がありすぎると注意が散りやすい
☑︎一斉指示だけでは難しい
…etcといった部分があるお子さんにとって
「集まって整列して座る」ということは
なかなか難易度の高い課題でもあるということを
大人の私たちは頭の片隅にいれておく必要があります。

 子どもの気持ち

集まれ〜と言われても、
ウロウロしてなかなか場所にこれなかったり
みんなより少し遅れて座るお子さんの気持ちは
もしかしたらこんな風かもしれません。

集まれって言われたけど、どうすればいいんだろう?
僕はどこに行けばいいの?
あれ?みんなが座ったから座るのかな?
でも、先生に「そこじゃないでしょ!」って怒られちゃった
…どこに座ればいいの???

 状況把握が苦手な子の場合 


整列する場所や座る場所を
目印になるようなもので示してあげたり
書いてあげるといいかもしれません。

「ここに座ればいいんだな」という場所を
視覚的にわかりやすく提示してあげると
安心してその場所に行くことができます。

「Aちゃんのお隣に座りましょう」
という伝え方もありますが
お友達との距離感をつかむのが苦手だったりすると
「隣、隣」と意識するあまり
Aちゃんにくっつきすぎてしまったり
「隣」にこだわってしまう子もいます。

そこから
お友達とのトラブルに発展することもあるので
その子のタイプを見極めていくことが大切です。

注意が散りやすい子の場合


見えるもので注意が散りやすいお子さんの場合
座る位置も考慮してあげられるといいのかな、と思います。

元気すぎたり
おしゃべりな子の近くになってしまうと
どうしてもそちらに気持ちがもっていかれてしまい
どこに集中していいのかわからなくなってしまいます。

先生の方を見やすい場所や
刺激が少ない場所
座れるようにしてあげるのがおすすめです。

また、「今、先生がお話しをしているよ」
という目印もあるといいかもしれません。
先生がこの旗をもっているときは
「お話を聞く」といったように。

 おわりに 


今回は、運動会でよくある
「整列して座る」という場面をとりあげました。

次回は「待つ」という場面について
お伝えしたいと思います。

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