運動会の練習(待つ編)

こんばんは。
臨床発達心理士のChikaです。

今日は、運動会の練習シリーズ2回目、
「待つ」編です。
※前回の「整列して座る」編はこちら

 待っていられない 


運動会の練習の中で
前回の「集まってお話を聞く」
という場面と同じくらい多いのが
「待つ」という場面。

☑︎種目の中で、自分の出番を待つ
☑︎自分の学年の順番まで待つ
…etc

普段から
「待つ」ということが苦手なお子さんにとっては
注意されることが多くなってしまう場面でもあります。

 お子さんの気持ち 

今度はかけっこの練習!
よーし!走るぞー!
…あれ、並びなさいって言われちゃった。
まだ走れないの?
うーん、前の方が見えないよ。
ちょっと見に行ってみよう。
…自分のところにいなさい!って先生に怒られちゃった。
まだかな?まだかな?
…前にいるお友達に「押さないで!」て言われちゃった。
あーあ、まだなのかなー。
つまんなくなっちゃったなー。
あっちの方、見に行ってみよう。
…「ちゃんと並んでいない人はできません!」
また怒られちゃったよ。。

 待つ場所・流れを明確に 



前回お伝えしたこと
と関連しますが
まずは
◻︎どこに並ぶのか
◻︎どういう流れで自分の順番がくるのか
をわかりやすく簡潔に伝えることが大切です。

明確に提示することと
見通しがもてるような伝え方がポイントです。

ただ、最初は
「わかった!」と待っていられたけれど
クラスの人数が多かったりすると
次第に待っていられなくて動き出したり
「待ってなさい」と言われ続けて
癇癪をおこしたり
パニックになってしまうお子さんも
いるかもしれません。

 役割・やるべきことを作る 


その場所でどうしても待っていられない、
というお子さんには
「先生のお手伝いをしてね」という促しで
先生の横で何かを持っていてもらったり
役割を作ってあげるのも1つ。

「やること」ができると
宙ぶらりんにならずにいられるので
待つ場所は違ったとしても、
「待つ」ということはできます。

「お手伝いしてね」
という言葉がけでのらなさそうなお子さんには
「隊長!お願いします!」みたいな感じで
こちらもはりきってお願いすると、
ノリノリでやってくれたりもします。

周りのお子さんが
「Aくんばっかりずるーい!」
という声があがるのであれば
他のお子さんも同様に役割を担ってもらう、
ということにするといいかもしれません。

そうすると、役割交代という場面が発生するので
待つのが苦手なお子さんも
細切れの時間から「待つ練習」もできます。

 先生が複数いる場合 


練習をリードする先生以外にも
副担任などの先生がいる、という状況であるのならば
飽きてきそうだな」 というタイミング
時折、声かけをしてあげるといいと思います。

そのときの声かけは
「ちゃんと待っていなさい」
という注意の声かけよりも

◻︎「今、Cちゃん走っているから、次の次かな」
◻︎「Aくんは、何色のバトンがくるかなー?」
◻︎「あ!先生がヨーイドンするよー、見てて!」
◻︎「Cちゃん、頑張ってるよ!応援しよー!がんばれー!」

など、行われている活動に興味を持ったり
見通しが持てるような声がけをしてあげるのが
おすすめです。

 おわりに 


冒頭で書いたように
「待つ」が苦手なお子さんにとって
運動会の練習は
「注意されてばっかり・怒られてばっかり」
の場にもなりがちです。

運動が大好き!走るのも得意!幼稚園大好き!
というお子さんであっても
この時期になると
「怒られてばっかりだから幼稚園いきたくない」
となる子もいます。

「順番を待つ」という
スキルを身につけていくことは大事。

だからこそ
「ちゃんとやりなさい!」ではなく
「その子のどの部分を活かしたら、その場面を乗りきれるか」
という視点をもって
考えてもらえたらいいなぁと思います。

次回は、「参加したがらない子」について
お伝えしていきたいと思います。

 

 

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