幼稚園、どう選ぶ?②

こんばんは。
臨床発達心理士のChikaです。

今日は、幼稚園の選び方②。
前回は基本的な部分についてでしたが
今回は規模や雰囲気についてお伝えしていきます。

 小規模か・大規模か 


幼稚園によって
少人数でこじんまり、なのか
クラスがたくさんある大きな幼稚園なのかで
かなり雰囲気が違います。

たとえば、
緊張して固まってしまったり
なかなか輪の中に入れない慎重派。
困ったことがあってもアピールすることが苦手。
といったお子さんの場合。

大規模な園では
どうしても埋もれてしまいがち。
こじんまりした園の方が、先生の目が届きやすく
お子さんのペースで
背中を押してもらいやすいかもしれません。

もちろん、園の方針にもよりますが
◻︎大人数でにぎやかな場所が好き
◻︎ゆったりとした雰囲気の方が力を発揮できる
など、お子さんのタイプによって
選ぶ視点でみてみるといいのかなと思います。

 ぴしっと系?のんびり系?


次に、方針・雰囲気。

教育的なプログラム(いわゆるお勉強系)が目白押しの園もありますし
昔ながらの遊びや裸足・どろんこで遊ぶ…etcということを
大切にしている園もあります。

ぴしっとしたところなのか
のんびり自由な園風なのか。

毎日のプログラムが
ある程度の枠組みの中で行われているのか
枠組み、というよりはフリーな感じが多いのか。

たとえば、
「自由に遊んでいいよ」
「なんでも好きなことしていいよ」
と言われて
◻︎のびのびと遊ぶお子さんと
◻︎どうしたらいいかわからず困るお子さん
がいます。

前者のお子さんで
「今はこれをやる時間です!」と決められてしまうと嫌になってしまう
といったタイプの場合は
ある程度自由な園風の方が
本人ものびのびと遊べるでしょう。

後者のお子さんの場合は、
ある程度の枠組みがある方が
安心して参加できるかもしれません。

また、「今何をすべきか」ということをつかむのが
苦手なお子さんも
枠組みがある方がわかりやすく過ごしやすいかもしれません。

苦手を避けても、大丈夫?


お子さんのタイプに合わせて選ぶ、
というお話をすると
「もっと、できなくなるのでは?」
と不安に思われる方いらっしゃいます。

タイプと真逆の幼稚園に行って
そこで対応できるお子さんも
もちろんいるかと思います。

ただ、お子さん本人が楽しめなかったり
苦しくなってしまうと
「幼稚園が嫌」「集団が嫌」となって
お子さんの本来の力が発揮しにくくなったり
集団生活の中で学ぶどころではなくなるお子さんもいます。

私は
「安心して楽しく過ごせる」という基盤が
しっかりとあるからこそ
集団のルールを学んだり、苦手なことへも
「ちょっとやってみようかな」と挑戦する気持ちが
でてくるのではないかと思っています。

タイプにぴったりの園を探すのは難しいこともあると思いますが
「お子さんが安心して楽しく過ごせるか」
という部分を大事にしてもらえたらなと思います。

 運動会を見に行ってみよう 


どんな幼稚園か、を調べるとき
近所のママ友に聞くこともあれば
ネットの口コミをみることもあるでしょう。

プレ幼稚園や園庭開放なども
園や先生たちの実際の雰囲気をつかみやすいですよね。

それらに加えてもう1つ、
私がよくおすすめしていることがあります。
それは、運動会を見に行ってみること。

運動会は、園の方針や雰囲気
先生たちのお子さんに対する方向性が
如実に現れるイベントです。

さきほど挙げたことと似ていますが
◻︎開会式のとき、お子さんの整列のさせ方は?
(そこから外れたお子さんへの対応は?)
◻︎ぴしっとしたプログラムが多い?
(年長さんは簡単な組体操・鼓笛隊がある…etc)
◻︎プログラムに参加したがらないお子さんへの対応は?
◻︎競争系が多い?みんなで見せる系が多い?
などなど
開会式から始まりプログラム内容、
先生たちのお子さんへの対応から
方針や雰囲気がいっきに見えてくるかと思います。

もし、タイミングが合うのであれば
入園前のお子さん向けのプログラムを実施している園もありますので
ぜひ見に行ってみてくださいね。

そして、もし園が近くにあるならば
本番だけでなく、練習しているところを
外からちょっと覗いてみてもいいと思います。

本番は、たくさんの人が見にくる場になりますので
見えているものは、ある意味「外の顔」。
練習は、それこそ先生たちの対応がよく見れるのではないかと思います。

ついつい厳しい目で
マイナスな部分に注目しがちになるかもしれませんが
「お子さんが楽しめそうか」という視点を忘れずに。

 おわりに 


今回は、
園の雰囲気や内容について見ていくポイントを
お伝えしました。

それぞれのご家庭で大切にしたいポイント、
というのがあるかと思います。
今回お伝えした中に、気になるポイントがあれば
そこに加えてみてくださいね。