今日は食事のお悩み。
![](http://csdrawer.com/wp-content/uploads/2017/09/困る-244x300.png)
2歳過ぎの娘。
離乳食の頃は割となんでも食べていたのですが
今は限られたものしか食べてくれません。
娘も私の気持ちを知ってか
最近はごはんの時間になるとピリピリした雰囲気に。
今食べてくれるものは、ふりかけご飯とうどんのみです。
どうすればいいかと困っています。
毎日のことだからこそ![](http://csdrawer.com/wp-content/uploads/2017/09/foo_071c.png)
食事は毎日のことですし
朝昼晩ずっとごはんのことを考えていて
準備に追われている…
そんなご家庭も多いのではないでしょうか。
お子さんの様子を見つつ
隙間時間をやりくりしながら頑張って作ったご飯。
けれど
お子さんが全く食べてくれなかったら
悲しくなりますし
がっかりもしちゃいますよね。
Eさんの相談のように偏食があると
栄養面も心配になるでしょうし
「今日も食べてくれなかった」
が続くと、
ストレスがたまったりイライラすることも
あると思います。
好みがはっきりしてくる時期 ![](http://csdrawer.com/wp-content/uploads/2017/09/nat_39c-A-300x281.png)
「昨日まで大好きだったのに急に食べなくなった!」
というくらい突然に
お子さんの食べ物への興味がかわることもあります。
これは、理解力がついてきて
自我が芽生えてイヤイヤ期にも突入…
偏食がみられるのは、そんな時期に多いようです。
「食べさせる」にとらわれすぎない![](http://csdrawer.com/wp-content/uploads/2017/09/nat_39c-B-300x295.png)
お子さんのために、と思うからこそ
「栄養のある食事を」
「健康な体を」
「この時期の食事が大切」
…etc
と食事に関しての思いが強くなり
無意識にだって
神経質になりやすくなったりもします。
もちろんその思いは大切です。
ただ、そこで置いてけぼりになりがちなのが
「食事を楽しむ」ということ。
「食べさせなきゃ」
という思いにとらわれ過ぎてしまうと
大人も子どもも
食事の場面が楽しいものではなくなってしまいます。
たとえ「食べなさい!」
とお子さんに強く言っていなかったとしても
なんとなくピリピリしてしまったり
その雰囲気やイライラが伝わって
お子さんもイライラしちゃったり。
楽しい雰囲気をまず大切に ![](http://csdrawer.com/wp-content/uploads/2017/09/nat_39c-A-300x281.png)
ご自身のことで思い返してみてほしいのですが
機嫌が悪い人との食事は
早くこの場を終わらせたい、と思ったり
なかなか食が進まなかった・・・
という経験ありませんか?
逆に、
気心知れたお友達とわいわい楽しいごはんの時は
楽しくっていつもよりいっぱい食べた
!お腹いっぱい!
ということ、ないですか?
「おいしいね」とニコニコ食べている方が
やっぱり食は進みますよね。
ですので、この時期は
「しっかりご飯を食べない」
ということはひとまず置いておいて
「ご飯の時間、楽しいね」ということを
まず第1に、大事にしてみてもらえたらいいなぁと思います。
お家以外の場を利用する ![](http://csdrawer.com/wp-content/uploads/2017/09/hou_057c-140x300.png)
お家でずっと二人っきりだと
「楽しくするのが大事」とわかってはいても
イライラしてしまうこともあるかもしれません。
そういう時は、同年齢の子が集まる場所に、
お弁当などを持って行って
一緒に食事をするのもおすすめ。
他のお子さんが食べている姿というのは
大人が思っている以上に、
お子さんにとっていい刺激となることもあります。
普段食べないようなものを
その場の雰囲気でぺろりと食べてびっくりした!
というお話をお聞きしたこともあります。
「一緒にお昼を食べよう」という企画で
お昼の時間を開放している保育園などもあるので
そういうのを利用してもいいですよね。
近くの公園にピクニック気分で行ってみるのも
いつもと気分が違っていいかもしれません。
2つの工夫 ![](http://csdrawer.com/wp-content/uploads/2017/09/nat_39c-A-300x281.png)
とはいえ
「食事の雰囲気を大切に」
ということはわかってはいても
やっぱり栄養面は気になりますよね。
大人の分を小分けしておくだけでもいいので
たとえ食べないとしても
お子さん用のおかずも
余裕があれば出すだけ出してみるのも1つ。
先ほど、お伝えしたように
突然「食べる」ことがでてくる場合もあります。
そして、
おやつのような間食であれば
他のものを食べてくれるお子さんもいます。
おやつの時間にお菓子類ではなく
くだものやさつまいも、チーズなどにしてみる
というのもおすすめ。
さつまいもは
今の時期は蒸しただけでも甘くておいしいですし
この記事に書いたように、お子さんと一緒に
おやつ作りを楽しんでみるのも1つ。
チーズも、
キューブチーズなようなものであれば
ぱくっと食べてくれることもあるかもしれません。
あとは地域の保健センターや支援センターでは
栄養士さんが相談にのってくれる日もあります。
そういうものも上手に利用してもいいですね。
おわりに ![](http://csdrawer.com/wp-content/uploads/2017/09/nat_39c-B-300x295.png)
食事のことは毎日のこと。
そして数時間おきにやってくること。
だからこそ
「食事へのストレス」があると
1日ずっと憂鬱だったりします。
意外に
「食べても食べなくてもいいや」
それくらいの心づもりでいるときの方が
食べてくれるというお話もよくお聞きします。
無理のない範囲でもちろんいいので
「にこにこな食事」を大切に、
ということを
覚えておいてもらえたらと思います。
次回は
感覚過敏などからくる偏食について
お伝えします。
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